主催 / 日本天文協議会 アイソン彗星キャンペーン実行委員会  協賛 / 一般社団法人 日本望遠鏡工業会  株式会社アストロアーツ

見ごろは12月上旬!夜明け前、東の空でアイましょう

11月上旬、アイソン彗星は、夜明け前の東の空のやや高い位置、火星の下あたりに位置しています。この時期の観察にはまだ望遠鏡が必要です。11月18日にはおとめ座の1等星スピカに近づいて、よい目印になるでしょう。彗星は日を追う毎に明るくなっていきますが、見える高さは低くなっていくので東の空が開けた場所での観察をおすすめします。11月下旬、さらに明るさを増したアイソン彗星は、双眼鏡でも観察できるようになるでしょう。条件がよければ肉眼でも見つけられるかもしれません。11月24日前後には東の低空にある水星、土星のすぐ右側に見えるはずです。11月29日、ついにアイソン彗星は太陽に最接近!!しかし、太陽にとても近づいている上に高度も低いため、その前後数日間は観察に適しません。誤って太陽を見てしまうことがないよう十分に気をつけてください。

アイソン彗星の位置

11月05日 06:14
11月15日 06:27
11月25日 06:39

11月05日 06:06
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11月25日 06:28

11月05日 06:06
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11月15日 06:31
11月25日 06:41

11月05日 06:40
11月15日 06:50
11月25日 06:59

11月05日 06:41
11月15日 06:48
11月25日 06:55

12月上旬、アイソン彗星は、再び日の出前の東の空で観察できるようになります。この時期がアイソン彗星一番の見ごろ。彗星の本体が分裂し、激しくガスを放出する可能性があります。白み始める直前の空に長い尾を引く姿を見られるかもしれません。高度は日に日に高く次第に暗くなっていきますが、予報通りなら12月後半に入っても双眼鏡で見える明るさを保っているはずです。12月下旬にかけては日没後の北西の空にもその姿をあらわすようになり、12月27日には地球に最接近。尾が伸びるようすを真横から見る形に。その後、アイソン彗星の見える位置は次第に北へと移動し、12月末以降はひと晩中沈まなくなります。太陽からも遠ざかりかなり暗くなっていますが、見やすい位置にあるので天体望遠鏡があればまだまだ観察を楽しめるでしょう。1月8日には北極星にもっとも近づきます。

アイソン彗星の位置

12月05日 06:50
12月15日 06:59
12月25日 07:04

12月05日 06:38
12月15日 06:46
12月25日 06:51

12月05日 06:35
12月15日 06:43
12月25日 06:48

12月05日 06:50
12月15日 06:57
12月25日 07:03

12月05日 07:08
12月15日 07:15
12月25日 07:20

12月05日 07:02
12月15日 07:09
12月25日 07:14

彗星の明るさや見え方の予想はたいへん難しいため、具体的にどのように見えるか、どれくらいの明るさになるかは、実際に彗星が近づかなければわかりません。特にアイソン彗星のような太陽に極端に近づく軌道を持つ彗星の場合、太陽に近づいた際に彗星本体が割れたり砕けたりして姿を消してしまう可能性もあります。 この冬、アイソン彗星はどのような姿を私たちに見せてくれるのでしょうか? 期待を込めて観察しましょう!!


「アイ」「ラブ」コメット!この冬だけのサプライズ4彗星の共演!
アイソン彗星の位置

この冬、未明から明け方にかけての東の空では4つの彗星の共演中!
当サイトでご案内しているアイソン彗星 C/2012 S1 (ISON)、 3.3年周期で太陽の周りを公転しているエンケ彗星 2P/Encke、今年9月に発見されたラブジョイ彗星 C/2013 R1 (Lovejoy)、そして今年10月20日に急激に明るさを増したリニア彗星 C/2012 X1 (LINEAR)の4つです。中でも注目なのはオーストラリアのラブジョイさんが2013年9月7日に発見した新彗星「ラブジョイ彗星 C/2013 R1 (Lovejoy)」。双眼鏡を使うとボンヤリと光る姿を捉えることができ、空の条件が良い場所なら肉眼で見つけられるかもしれません。12月上旬にかけてさらに明るくなると予想されています。エンケ彗星とリニア彗星を肉眼で見るのは難しそうですが、小口径の天体望遠鏡や双眼鏡で観察してみましょう。
彗星としては明るい部類のものが4つも同時に現れるという今だけのサプライズ。惑星、1等星との接近や彗星同士のランデブーも見逃せません!